目を少し開けたらムカデ(小)が歩いていた話

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 私の部屋は2階にある。この夜、日課でやっていた配信は誰も来なかった。しかたなく、小鳥の囀りとともに日の出を見ているような音楽に浸りながら、目を閉じて寝る準備に入る。何かを感じたのか少しずつ重い目を開きなおす。毛布の頂上で何か動いているのが見えたが、はじめは良く分からなかった。

 よく見ると長い何か。うん、ムカデだった。幸いなことに大きさは成人男性の中指程度の長さだ。逃げられたらヤバイ、あいつの頭が瞬時に頭を通り過ぎる。親に言われ、しぶしぶ部屋に置いていたトングの初陣であった。1発目はつかみ損ねたが、2発目で頭をつかんでやった。さっさと玄関に向かい、ムカデをたたきつけ足でねじ切った。もちろん、その後謝った。ごめんね。

 さて、私の部屋は2階だ。奴はどうやって来たのか。調べてみると、ムカデ(小)がいる場合はムカデ(大)もいる可能性が高いらしい。このままでは安心して寝れないため、すぐさまベッドの周りの捜査を行ったが姿はなかった。疲れたから寝る。おやすみ。

 ムカデの主な侵入経路は、窓やドアの隙間、通気口や換気扇、住宅のひび割れや亀裂から。これらの場所をしっかりと塞ぐことで侵入を防ぐことができる。奴らは高温多湿を好むらしいぞ。

ちなみに、駆除には殺虫剤や熱湯が効果的だよ。それらが使いづらい場所はやっぱりトングが最強。

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